男性教諭、登校拒否の中1女子にグーパンチ、ビンタで骨折させる
奈良県大和高田市は25日、市立中に勤務する男性教諭(30)が、担任する1年の女子生徒(13)に顔を殴るなどの体罰を加え、目の下を骨折するけがを負わせたと発表した。
大和高田市教育委員会によると、18日正午ごろ、男性教諭は3時限目に入っても姿を見せない女子生徒を登校させるため、自宅を訪問。
玄関内に入って説得を始めた。
だが、数分たっても一向に聞く耳を持たない態度に激高した教諭は、女子生徒の顔を平手で4回、拳で1回殴ってしまったという。
当時、別の部屋にいた母親は騒ぎに気付き、教諭の暴力に激怒。
教諭は「あってはならないことをしてしまった」とすぐに学校に報告し、同日夜、校長とともに再び女子生徒宅を訪れ、両親らにも謝罪した。
殴られた後、すぐに病院に向かった女子生徒は目の下を骨折するなど全治1週間との診断を受け、警察へ被害届を提出。
市教委はけがについて「腫れたり、(皮膚が)赤くなったりしていたが、医師からは『痕が残るような傷ではない』と聞いている」と説明した。
男性教諭は、新卒で採用されて以来、この中学に8年間勤務。数学を担当していた。
熱心な指導に定評があり、これまで学校などに体罰事例があったという報告は一件もなかった。
翌19日から自宅で謹慎している教諭は「学校に登校させたい思いが高じて気が動転してしまった。申し訳ありません」と反省し、学校などの調査に誠実に応じているという。
女子生徒は昨年4月の入学以降、遅刻や欠席が多く、「生活面での指導をしたかった」という教諭の訪問を何度も受けていた。
市教委は、この教諭が他の生徒にも同様に自宅訪問していたかに関しては「把握していないし、調べる予定もない」としている。
市教委は教諭の今後の処分について「今月いっぱいの自宅謹慎は決まっているが、4月以降の処分についてはさらに詳しい調査が必要」と話した。
大和高田市教育委員会によると、18日正午ごろ、男性教諭は3時限目に入っても姿を見せない女子生徒を登校させるため、自宅を訪問。
玄関内に入って説得を始めた。
だが、数分たっても一向に聞く耳を持たない態度に激高した教諭は、女子生徒の顔を平手で4回、拳で1回殴ってしまったという。
当時、別の部屋にいた母親は騒ぎに気付き、教諭の暴力に激怒。
教諭は「あってはならないことをしてしまった」とすぐに学校に報告し、同日夜、校長とともに再び女子生徒宅を訪れ、両親らにも謝罪した。
殴られた後、すぐに病院に向かった女子生徒は目の下を骨折するなど全治1週間との診断を受け、警察へ被害届を提出。
市教委はけがについて「腫れたり、(皮膚が)赤くなったりしていたが、医師からは『痕が残るような傷ではない』と聞いている」と説明した。
男性教諭は、新卒で採用されて以来、この中学に8年間勤務。数学を担当していた。
熱心な指導に定評があり、これまで学校などに体罰事例があったという報告は一件もなかった。
翌19日から自宅で謹慎している教諭は「学校に登校させたい思いが高じて気が動転してしまった。申し訳ありません」と反省し、学校などの調査に誠実に応じているという。
女子生徒は昨年4月の入学以降、遅刻や欠席が多く、「生活面での指導をしたかった」という教諭の訪問を何度も受けていた。
市教委は、この教諭が他の生徒にも同様に自宅訪問していたかに関しては「把握していないし、調べる予定もない」としている。
市教委は教諭の今後の処分について「今月いっぱいの自宅謹慎は決まっているが、4月以降の処分についてはさらに詳しい調査が必要」と話した。