殺処分かわいそう…猫逃がした町職員を書類送検
捕獲した猫を捨てたとして、三重県警四日市北署は同県川越町の男性職員2人を動物愛護法違反(遺棄)の疑いで津地検四日市支部に書類送検した。送検は21日付。
同署によると、2人は昨年10〜11月、排せつ物に関する苦情を受けて捕まえたり引き取ったりした猫3匹を同県四日市市山村町の山林に捨てた疑い。
町環境交通課の説明では、従来、捕獲後は県桑名保健所に引き渡していたが、職員らが「殺処分されるのはかわいそう」として山林に放すことを決めたという。
同課は「周辺は野良猫がいて、生きていけると思った。よかれと思ってやったが、法律の理解が不足していた」としている。
昨年12月以降捕獲はやめたという。
県健康福祉部によると、県内では昨年度2978匹の猫が殺処分された。
猫を捕獲しているとの情報を得た動物愛護団体のNPO法人「グリーンNet」(三重県鈴鹿市)が今年5月に告発、同署が捜査していた。
動物愛護法は、猫などを遺棄した場合、100万円以下の罰金刑を定めている。
同署によると、2人は昨年10〜11月、排せつ物に関する苦情を受けて捕まえたり引き取ったりした猫3匹を同県四日市市山村町の山林に捨てた疑い。
町環境交通課の説明では、従来、捕獲後は県桑名保健所に引き渡していたが、職員らが「殺処分されるのはかわいそう」として山林に放すことを決めたという。
同課は「周辺は野良猫がいて、生きていけると思った。よかれと思ってやったが、法律の理解が不足していた」としている。
昨年12月以降捕獲はやめたという。
県健康福祉部によると、県内では昨年度2978匹の猫が殺処分された。
猫を捕獲しているとの情報を得た動物愛護団体のNPO法人「グリーンNet」(三重県鈴鹿市)が今年5月に告発、同署が捜査していた。
動物愛護法は、猫などを遺棄した場合、100万円以下の罰金刑を定めている。