上司の印鑑コピーし公文書偽造…市職員を減給
奈良県橿原市は30日、上司の名前印と印鑑をコピーし、公文書を偽造したとして、水道局施設課の男性課長補佐(58)を減給10%(2か月)、文書を精査せずに決裁した環境衛生課の男性課長(58)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
生活環境部の部長と副部長2人の監督責任も問い、厳重注意とした。処分は4月25日付。
市によると、課長補佐は環境衛生課に勤務していた2月、市内の集会所が市の補償金で改修された際、支出命令書に添付する検査調書に、会計管理者の名前印などを別の公文書からコピーして添付。
一方、課長は、この偽造を見抜けずに決裁した。
課長補佐は調書を添付する必要がなかったのに必要と思いこみ、補償金の支払いを早くしようと偽造したという。
西田喜一郎総務部長は「公務員として、あるまじき行為。職員に改めて法令順守を徹底する」としている。
生活環境部の部長と副部長2人の監督責任も問い、厳重注意とした。処分は4月25日付。
市によると、課長補佐は環境衛生課に勤務していた2月、市内の集会所が市の補償金で改修された際、支出命令書に添付する検査調書に、会計管理者の名前印などを別の公文書からコピーして添付。
一方、課長は、この偽造を見抜けずに決裁した。
課長補佐は調書を添付する必要がなかったのに必要と思いこみ、補償金の支払いを早くしようと偽造したという。
西田喜一郎総務部長は「公務員として、あるまじき行為。職員に改めて法令順守を徹底する」としている。