ペプシTシャツお断り?五輪スポンサー巡り論争
【ロンドン=林路郎】
27日に開幕するロンドン五輪を前に、スポンサー企業の利益を保護する規制や慣行についてボリス・ジョンソン・ロンドン市長が「行き過ぎがある」と問題提起し、論争が起きている。
発端はロンドン五輪組織委員会のセバスチャン・コー会長の発言。
BBC放送のラジオ番組で20日、コカ・コーラ社がロンドン五輪の公式スポンサー企業になっていることに関連し、「(ライバル社)ペプシのロゴ入りTシャツを着ている観戦者は競技場に入れないだろう」などと発言した。
同委はあわてて「個人の服装は自由」と打ち消したが、ジョンソン市長は「常軌を逸した規制を許すべきではない」とかみついた。
同委は、スポンサー企業の商標や五輪ロゴの商業利用に関するルールの徹底に力を入れている。
特に、スポンサー企業のライバル社が、競技場で選手や観戦客を動員し、「ゲリラ的宣伝」を行うことに神経をとがらせている。
27日に開幕するロンドン五輪を前に、スポンサー企業の利益を保護する規制や慣行についてボリス・ジョンソン・ロンドン市長が「行き過ぎがある」と問題提起し、論争が起きている。
発端はロンドン五輪組織委員会のセバスチャン・コー会長の発言。
BBC放送のラジオ番組で20日、コカ・コーラ社がロンドン五輪の公式スポンサー企業になっていることに関連し、「(ライバル社)ペプシのロゴ入りTシャツを着ている観戦者は競技場に入れないだろう」などと発言した。
同委はあわてて「個人の服装は自由」と打ち消したが、ジョンソン市長は「常軌を逸した規制を許すべきではない」とかみついた。
同委は、スポンサー企業の商標や五輪ロゴの商業利用に関するルールの徹底に力を入れている。
特に、スポンサー企業のライバル社が、競技場で選手や観戦客を動員し、「ゲリラ的宣伝」を行うことに神経をとがらせている。