<タマネギ偽装>詐欺容疑で再逮捕へ 中国産を倍額で販売
中国産タマネギを淡路島産と偽って販売したとして、不正競争防止法違反(原産地の誤認惹起=じゃっき)罪で起訴された農産物加工販売会社「関西ベジタブル」(兵庫県南あわじ市)の実質経営者、森秀文被告(57)について、兵庫県警生活経済課は1日、販売先から金をだまし取った疑いが強まったとして、詐欺容疑で再逮捕する方針を固めた。
捜査関係者によると、森被告は昨年12月〜今年3月、愛知県安西市の食品会社に対し4回にわたり、中国産を淡路島産と偽って約2倍の高値で販売し、計210万円を詐取した疑いが持たれている。
森被告は偽の産地証明書を発行するなどして偽装していたといい、県警は今後、他の販売先との取引についても調べる。
森被告は7月10日に不正競争防止法違反容疑で逮捕され、同31日に起訴された。【椋田佳代】
捜査関係者によると、森被告は昨年12月〜今年3月、愛知県安西市の食品会社に対し4回にわたり、中国産を淡路島産と偽って約2倍の高値で販売し、計210万円を詐取した疑いが持たれている。
森被告は偽の産地証明書を発行するなどして偽装していたといい、県警は今後、他の販売先との取引についても調べる。
森被告は7月10日に不正競争防止法違反容疑で逮捕され、同31日に起訴された。【椋田佳代】