警官による射殺、1~5月だけで385人 米紙が独自集計
米紙ワシントン・ポスト電子版は30日、全米の警察官が射殺した人の数が、ことし1~5月だけで385人に上ったとする独自の集計結果を報じた。
米連邦捜査局(FBI)による集計では年間400人程度とされ、実際にはその2倍以上のハイペースで警官が犯罪容疑者らを追跡中などに射殺していることになる。
米国では警官による過剰な暴力による黒人らの死亡事件が相次いで表面化。
抗議行動が大規模な暴動に発展して社会問題化しており、さらに議論を呼びそうだ。
犠牲者を人種別にみると半分が白人で、半分が黒人やヒスパニックなどのマイノリティー(少数派)だが、武器を持っていなかった犠牲者に限れば、3分の2が黒人かヒスパニックだった。
同紙はメディア報道や独自取材で全米の警官による公務上の射殺事件について詳細を分析した。
全米に1万8千ある州や地方の警察機関のうち、FBIにこうした事件を報告しているのは3%に満たないという。
米連邦捜査局(FBI)による集計では年間400人程度とされ、実際にはその2倍以上のハイペースで警官が犯罪容疑者らを追跡中などに射殺していることになる。
米国では警官による過剰な暴力による黒人らの死亡事件が相次いで表面化。
抗議行動が大規模な暴動に発展して社会問題化しており、さらに議論を呼びそうだ。
犠牲者を人種別にみると半分が白人で、半分が黒人やヒスパニックなどのマイノリティー(少数派)だが、武器を持っていなかった犠牲者に限れば、3分の2が黒人かヒスパニックだった。
同紙はメディア報道や独自取材で全米の警官による公務上の射殺事件について詳細を分析した。
全米に1万8千ある州や地方の警察機関のうち、FBIにこうした事件を報告しているのは3%に満たないという。