高山本線の線路上に鉄パイプ 列車衝突
27日午前5時半頃、岐阜県のJR高山本線で線路の上に置かれた鉄パイプに列車が衝突する事故があった。
警察は列車妨害の疑いで捜査している。
警察によると、27日午前5時半頃、JR高山本線を岐阜駅に向かって走行していた2両編成の普通列車が、線路の上に置かれていた鉄パイプを発見し、緊急停止したが、間に合わず衝突した。ケガ人はいなかった。
線路の上に置かれていた鉄パイプは長さ35センチと22センチの2種類あり、いずれも直径15センチで、水道管をつなぐ鉄製のジョイントとみられている。
警察は、何者かが線路内に侵入し、鉄パイプを意図的に置いたとみて捜査を進めている。
JR東海によると、この事故で一時、列車に運休や遅れが生じ、約2200人に影響したという。