ブラジル、期限切れ肉販売疑い…日本へも輸出
ブラジルの食肉加工会社が検査官に賄賂を贈って衛生基準に満たない肉や加工品を国内外に販売していた疑いが明らかになり、中国や欧州連合(EU)が輸入規制に乗り出すなど、影響が広がっている。
ブラジル政府は20日、警察の捜査対象となった21社に対し食肉輸出の禁止を命じた。
捜査対象の会社のうち、1社が冷凍鶏肉を日本に輸出しており、在ブラジル日本大使館が情報収集を進めている。
地元メディアによると、ブラジルの捜査当局は17日、全国の食肉加工会社など194か所を一斉に捜索。
20日までに幹部や衛生検査官ら37人を逮捕した。
大手を含む3か所の工場も閉鎖された。
食肉業者は消費期限切れの肉のにおいを消すために化学薬品を使うなどしていたが、検査官は賄賂を受け取り、安全性の証明書を交付していたという。
ブラジル政府は20日、警察の捜査対象となった21社に対し食肉輸出の禁止を命じた。
捜査対象の会社のうち、1社が冷凍鶏肉を日本に輸出しており、在ブラジル日本大使館が情報収集を進めている。
地元メディアによると、ブラジルの捜査当局は17日、全国の食肉加工会社など194か所を一斉に捜索。
20日までに幹部や衛生検査官ら37人を逮捕した。
大手を含む3か所の工場も閉鎖された。
食肉業者は消費期限切れの肉のにおいを消すために化学薬品を使うなどしていたが、検査官は賄賂を受け取り、安全性の証明書を交付していたという。