「ほぼ収録」など新挑戦の「27時間テレビ」視聴率昨年上回りフジ安ど
フジテレビ系列が総力を挙げる年に1度の風物詩「FNS27時間テレビ」(9日後6・30〜10日後9・24)の27時間を通しての平均視聴率は8・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。
31回目を迎えた今年、番組内容を一新。「お笑い封印&ほぼ収録&9月放送」と新しいチャレンジを試みただけに、歴代最低に終わった昨年の7・7%を0・8ポイント上回る結果に、局内には安堵のムードが広がった。
インターネット上の反応を見ても、ほぼ収録を残念がる声や27時間放送の意義を問う意見がある反面、「予想以上におもしろかった」「家族で安心して見られた」「グダグダした生放送よりよかった」などと、好評価も多かった。
同局にも視聴者からの好反応が届いているといい、今回の挑戦について「先につながるものだった」と一定の評価をする局関係者も。
細かい検証は今後になるが、早くも来年の「27時間テレビ」の動向が注目される。