拳銃3丁を80万円で譲り渡す 住吉会幹部
指定暴力団・住吉会幹部の男が拳銃3丁を80万円で譲り渡したとして逮捕された。
警視庁によると、逮捕された指定暴力団・住吉会幹部の保正康典容疑者は、去年、板橋区の駐車場で、営利の目的で拳銃3丁を80万円で男に譲り渡した疑いがもたれている。
拳銃は、受け取った男を介して、既に逮捕・起訴されている住吉会系暴力団「神尾組」組長の神尾英一被告に渡り、神尾被告は調べに「保正容疑者が金が無かったので金を渡して銃を預かった」と話しているという。
調べに対し保正容疑者は黙秘しているということだが、暴力団同士の譲り渡しでの検挙は全国で初めて。
警視庁は、13日、住吉会総本部を家宅捜索し、金の流れなどを調べている。