西郷輝彦、がん再発を発表 来年春先まで治療を最優先
俳優の西郷輝彦(70)が30日、がんが再発したことを公表した。所属事務所が西郷の直筆の署名入りFAXで発表した。
西郷は6年前に前立腺がんと診断され全摘出の手術を受けた。
その後の経過は順調で仕事を続けてきたが、最近の検査で再びがんが発覚した。
医師と相談し、来年春先ぐらいまで治療を最優先にすべきとの結論に至った。
現在決まっている仕事は体調を考慮して続けるが、来年3月の博多座舞台公演「舞妓はレディ」は降板する。
以下、コメント全文。
平素より皆様方におかれましては大変お世話になっております。
この度、私事ではございますが、皆様にご報告がございます。
6年前になりますが前立腺癌と診断され全摘出の手術を受け、その後の経過も良く仕事を続けてくることが出来ましたが、最近の検査で再び癌が発覚し医師と相談したところ、来年の春先位まで治療を最優先にすべきとのご指導をいただきました。
つきましては、現在、決まっている仕事があり、自分の体調を考慮しながら仕事させて頂きたいと思っております。
しかしながら、来年3月の博多座舞台公演「舞妓はレディ」に関しましては、約1カ月間という公演であり、現状の体力では完遂が厳しいこと、何よりも博多座様及び共演者様、そしてお客様にご迷惑をお掛けしてしまうと判断し、公演を降板させて頂くことになりました。
一日も早く皆様の前に、完全復活した姿で、歌と芝居のパフォーマンスをご披露できるよう、心して病と向き合う所存でございます。
多大なご迷惑をお掛けすることになりますが、皆様の温かいご理解の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
平成29年11月30日 西郷輝彦