女子高生刺傷 少年「誰でもよかった」
鹿児島市で、女子高校生をナイフで刺しケガをさせたとして男子中学生が逮捕された事件で、男子中学生が「誰でもよかった」と供述していることが分かった。
この事件は今月7日、鹿児島市松陽台町の公園付近で、刃渡り9センチのナイフで16歳の女子高校生の腹などを数回突き刺し、殺害しようとしたとして、県内の15歳の男子中学生が殺人未遂の疑いで逮捕されたもの。女子高校生は、全治1か月の重傷。
少年は容疑を認めていて、警察の調べに対し、「誰でもよかった」と供述していることが捜査関係者の取材で新たに分かった。
警察は逮捕直前にも少年がナイフを購入し、若い女性を見つけ尾行していたことなどから、抵抗されにくい若い女性を狙った無差別的な犯行とみて調べを進めている。