タモリ 快挙に驚き「2カ月前に会った時は“藤井四段”だったのに」
今年のスポニチ元日号で藤井六段と対談したタモリ(72)は「スポニチのお正月企画で初めてお会いした時、まだ中学生なのに凄いなあと思いましたが、まさか国民栄誉賞の羽生さんに勝つとはね。しかも一気に六段昇格!2カ月前に会った時は“藤井四段”だったのに(笑い)」と驚きと祝福のコメントを本紙に寄せた。
多忙な2人の“奇跡の対談”は、藤井が欠かさず見ている唯一のテレビ番組がNHK「ブラタモリ」で、その世界で長く活躍するタモリを敬愛していることから、本紙が企画。
15歳で人生を決めた藤井六段とさまざまな職を経て30歳で芸能界入りしたタモリとの爆笑トークや将棋対決で盛り上がった。
羽生竜王に勝利し、史上初の中学生六段にもなった快挙に「人生たまたま幸運だっただけの俺との違いを痛感するね」と、その気持ちの強さと才能を改めて称賛。
一方で、羽生竜王の存在について触れ「人との“出会い”は人生においてとても大きい。自分の世界を超えますから。中学生の藤井くんが羽生さんと真剣勝負できている、この“運命的な出会い”こそがかけがえのないものとなる」と強調。
「藤井くん!今度会ったら“寿司将棋”やろうね」と、寿司ネタを駒代わりにした勝負を申し出た。