男が刃物突きつけ警官発砲 足を貫通 大阪
18日、大阪の京橋で、職務質問を受けていた男が、警察官に刃物を突きつけ、警察官が発砲した。
18日正午ごろ、警察官2人が不審な2人組に職務質問したところ、うち1人が「殺すぞ、任意やろ」などと言い、男性巡査長にナイフを突きつけた。
巡査長はナイフを捨てるよう警告したが、男が応じなかったため、男の足元に1発、発砲した。銃弾は男の右足を貫通し、建物の壁に当たった。
現場は人通りの多い場所で、警官は男から2〜3メートル離れた位置から発砲したという。
近くにいた人「乾いたパーンって感じで。(Q:そのあと取り押さえた?)取り押さえていた」
近くにいた人「折り畳みナイフのような、結構長いナイフを持っていて、そのまま連れていかれた。(傷口は)結構いってました。結構深かったです」
警察は、井手尾浄太容疑者(25)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したが、職務質問を受けていたもう一人の男は、そのまま逃走している。
大阪府警は「適正な拳銃使用だった」とコメントしている。