世界的DJアヴィーチー(Avicii)さん、死去
大ヒット曲「Wake Me Up」などで知られるスウェーデン出身DJでプロデューサーのアヴィーチー(Avicii)さんが、20日(現地時間)、中東オマーンで死去したことが報じられた。28歳だった。
アヴィーチー(本名:ティム・バークリン)さんは同日午後、オマーンの首都マスカットで遺体で発見されたという。死因は不明。
彼の代理人は「家族は深い悲しみに打ちひしがれている。この困難の時に皆さんがプライバシーを尊重してくれることを望んでいる。これ以上の声明の発表は予定していない」としているという。
アヴィーチーさんは急性膵炎を患っていることを明かしており、2016年、人気絶頂の中DJライブ活動からの引退を表明していた。
アヴィーチーさんは独学で音楽制作を学び、18歳から本格的に音楽活動を開始。
オランダ人の人気DJ・ティエストなどから注目され、早くから有名イベントなどに参加。
EDMの先駆者であるフランス出身DJのデヴィッド・ゲッタとともに2011年に発表した「Sunshine」は、2012年の第54回グラミー賞にもノミネート。同年の「Levels」も世界的ヒットを記録した。
2013年6月にデビューアルバム『True』からリリースされた、ソウル歌手アロー・ブラックをフィーチャーした「Wake Me Up」はすぐさま全英で1位を記録。
フォークソングとEDMが融合した斬新な同曲は世界中で爆発的ヒットを記録し、世界トップレベルの知名度を誇るEDM楽曲となった。
その他「I Could Be the One」「The Days」「The Nights」「Hey Brother」「Waiting For Love」など数々のヒット曲を生み出し、世界で最も有名なDJの1人として名を連ねている。