医療用ホチキス、患者の頭皮に使い回し
小樽市立病院は23日、国の通知で再使用が禁止されている医療用ホチキスを、脳神経外科の一部の手術で使い回していたことを明らかにした。
2016年8月から今年4月にかけて使い回していたというが、現時点で、感染症による健康被害の訴えはないという。
発表によると、この器具は脳動脈瘤などの手術中、身体機能検査用の電極を患者の頭皮に固定するため、検査技師が使用する。
1台に35針が入っており、血液の付着が見られない場合はアルコールで消毒して再使用していた。
関係者は「傷口の縫合とは違うので、再使用してもいいだろうという判断ミスがあった」と説明する。
2016年8月から今年4月にかけて使い回していたというが、現時点で、感染症による健康被害の訴えはないという。
発表によると、この器具は脳動脈瘤などの手術中、身体機能検査用の電極を患者の頭皮に固定するため、検査技師が使用する。
1台に35針が入っており、血液の付着が見られない場合はアルコールで消毒して再使用していた。
関係者は「傷口の縫合とは違うので、再使用してもいいだろうという判断ミスがあった」と説明する。