あわや大惨事…頭を狙った“危険プレー”に物議「馬鹿げた行為」「なぜレッドではなかった?」【ロシアW杯】
現地時間21日にロシアワールドカップ・グループリーグD組第2節の試合が行われ、アルゼンチン代表はクロアチア代表と対戦し0-3の敗戦を喫した。
この試合でアルゼンチンのニコラス・オタメンディが行なった行為が物議を醸している。
問題のシーンは85分。クロアチアのイバン・ラキティッチが倒れた瞬間、アルゼンチンのオタメンディが勢いよく走り込んでボールを蹴り飛ばした。
ただ、この時ボールはラキティッチの頭のすぐ近くにあった。しかも、笛が吹かれた後の行為。
それにもかかわらず、審判はレッドカードではなくイエローカードを提示している。
対戦国のクロアチアメディア『24sata』は、「オタメンディがボールを蹴ることはないと思われた…頭の近くにあったからだ。非常に馬鹿げている。絶望的な状況に追い込まれたアルゼンチン人の怒りに任せた馬鹿げた汚い行為」と報じている。
また、クロアチアメディア『FTW』は「暴力的な行為よりもさらに無責任なのは、主審がオタメンディにイエローカードを提示したこと。つまり、オタメンディの行為がレッドカード退場に値しないと公に認めたことになる。それは馬鹿げた話だ。FIFAのルールブックによれば、必要以上の力を使って相手を傷つけるような行為は退場になると定義されている。ホイッスルの後に対戦相手の頭を直接狙った。それは相手を傷つける行為に該当しないのか?レッドカードを提示するべきだったのではないか」と伝えている。