地震で休止のエレベーター、100基まだ動かず
大阪府北部を震源とする地震後、大阪を中心に少なくとも約5万5000基のエレベーターが運転を休止していたことがわかった。
大半は再開したが、22日夕時点で100基以上が稼働できていないという。
人が閉じ込められた件数は東日本大震災の1・6倍、熊本地震の6倍の339件に上り、都市直下型地震の課題を露呈した。
エレベーターの保守・整備を担う大手5社に取材し、4社から回答を得た。
休止した約5万5000基の多くは大阪で、安全性が確認できなかったり、部品調達のめどがつかなかったりして、再開できないエレベーターもあるという。
国土交通省によると、閉じ込めは大阪府267、兵庫県41、京都府25、奈良県5、滋賀県1の計339件発生。東日本大震災は210件、熊本地震は54件だった。
国交省は「要因や改善策を分析していく必要がある」としている。
大半は再開したが、22日夕時点で100基以上が稼働できていないという。
人が閉じ込められた件数は東日本大震災の1・6倍、熊本地震の6倍の339件に上り、都市直下型地震の課題を露呈した。
エレベーターの保守・整備を担う大手5社に取材し、4社から回答を得た。
休止した約5万5000基の多くは大阪で、安全性が確認できなかったり、部品調達のめどがつかなかったりして、再開できないエレベーターもあるという。
国土交通省によると、閉じ込めは大阪府267、兵庫県41、京都府25、奈良県5、滋賀県1の計339件発生。東日本大震災は210件、熊本地震は54件だった。
国交省は「要因や改善策を分析していく必要がある」としている。