高畑充希が連ドラ主演 松重豊に食べ方のコツ聞く
NTTドコモのテレビCMで「紅」を絶唱して話題になっている高畑充希(26)が、テレビ東京系の10月期ドラマ「忘却のサチコ」(金曜深夜0時12分)で、松重豊の“グルメ路線”を引き継ぐ。1月2日にテレビ東京系で新春ドラマスペシャルとして放送された同作が連ドラとして復活する。新春スペシャルの好評を受け、決定した。「歌う女」だけじゃない。「食べる女」の顔にも注目だ。
高畑は、結婚式当日に失踪した新郎を思い出しては食に走る文芸誌編集者、佐々木幸子を演じる。おいしい食事が心の傷を忘れさせてくれることを発見し、グルメ道を追及する役どころだ。新春スペシャルでは幸子が食べることに目覚めるまでを描いたが、連ドラではさらなる美食を求めて奔走する。
原作は週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の阿部潤氏の同名コミックで、単行本の販売本数は累計50万部を超える人気作。原作ファンでもある高畑は「ドラマスペシャルをやった時もすごく楽しかったし、幸子さんに愛着が湧いちゃってたので、これで終わりは寂しいなぁ…と思っていて。実現してすごくうれしいです」と連ドラ化の決定に大喜び。食事の場面も増えるため、「少しずつ食べるシーンを上達させたいです」と意気込んでいる。
“グルメもの”は同局のお家芸。放送枠も松重豊主演の人気シリーズ「孤独のグルメ」と同じ「ドラマ24」だ。撮影は「孤独−」同様実在の店舗で行われ、実際に提供されているメニューも登場する。
グルメドラマの先輩である松重に食べ方のコツを聞いたというが、「『絶対内緒』って(笑い)」と思わぬ返答があったそう。それでもめげずに「自己流を探していきたいなと思います!」とやる気を見せている。高畑の食べっぷりに注目だ。
また、新春スペシャルでは明らかにならなかった幸子の婚約者、俊吾も登場する。