イランの最高指導者ハメネイ師は１３日、アメリカのトランプ大統領が首脳会談に応じる考えを示したことに対し、「アメリカとは交渉しない」と明言した。

アメリカは先週、イランへの経済制裁の一部を再発動したが、トランプ大統領は一方で、首脳会談に応じる考えも示していた。

これに対して、イランの最高指導者ハメネイ師は１３日、「アメリカとは戦争もしないし、交渉もしない」と明言し、直接交渉を拒否した。

一方、地元メディアによると、イランで１３日、国産の新型弾道ミサイルが公開された。レーダーに捕捉されにくく、陸上や海上の標的を攻撃できるとしている。

トランプ政権は、イランに弾道ミサイルの開発中止などを求めていて、イランとしては対決姿勢を強調する狙いがあるとみられる。