サンマ漁解禁、花咲で水揚げ…昨年より良い感触
北海道東部沖のサンマ漁は、主力の棒受け網漁が解禁され、根室市の花咲港では14日、小型船(10トン以上20トン未満)15隻が計約115トンを水揚げした。
全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)によると、花咲港は2010年から8年連続でサンマの水揚げ量日本一という。
「魚体は小ぶりだが、不漁だった昨年よりは良い感触」と水揚げした漁師(28)。
漁は15日に中型船、20日に大型船がそれぞれ解禁され、最盛期を迎える。
競りの最高値は1キロあたり1026円で、昨年(540円)のほぼ倍。JR根室駅前の鮮魚店の店頭には1匹250円で並べられた。