３回常葉大菊川１死三塁、常葉大菊川・鈴木が左前に先制適時打を放つ（投手　日南学園・辰己、捕手　日南学園・蓑尾）＝甲子園（撮影・山口登）

ＮＨＫの澤田彩香アナウンサーが１４日、全国高校野球選手権の第一試合、常葉大菊川対日南学園のラジオ中継で実況を担当した。
澤田アナは、この試合が今大会３試合目の実況。９９年の藤井彩子アナ以来、１９年ぶりの女性甲子園実況アナとなり注目を集めたが、これにネットでは「かっこいい」「試合展開伝わってきた」など好意的な声が多く上がった。

澤田アナは７日の近江−智弁和歌山、１１日の龍谷大平安−鳥取城北のラジオ実況を担当。この日で３試合目となった。
７月５日に行われたＮＨＫ定例会見では、澤田アナは大会前半の３試合を担当すると発表されていたことから、今回が今夏最後の実況の可能性もある。

実況も３試合目となったことから、ネットでは「進化している」「前の２試合に比べて表現力・描写力が飛躍的に進歩しましたね」「弾むような声はとても聴きやすかったです」「バッチリです、らしさが出てました」など、概ね好意的な声が上がっていた。

澤田アナは１３年にＮＨＫ入局。沖縄放送局や名古屋放送局では高校野球の地区予選の実況も担当。
今回の実況も、澤田アナが強く希望。研修や訓練を経て抜てきされた。

９９年の藤井アナもラジオ実況を担当。女性アナがテレビ実況を務めたことは過去、ない。