到着時間・料金もわかる…配車アプリ、競争激化
スマートフォンのアプリを使ったタクシーの配車サービス競争が激化している。
国内のタクシー会社はIT(情報技術)企業やメーカーなど異業種との連携を加速させ、人工知能(AI)を活用した新アプリの導入などで利便性を高めようとしている。
米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは7月下旬、自前のアプリを使ってタクシーを呼べる実証実験を兵庫県の淡路島で始めた。
県や地元タクシー会社との共同事業で、到着までの時間やおおよその料金が事前にわかるのが特徴だ。
淡路島では路線バスの減便や廃止が進んでいる。県の担当者は「効率のよい移動手段としてタクシー利用を促したい」と話す。
海外からの旅行者向けにアプリは外国語にも対応した。