中2男子「自宅のナイフ使った」配達員刺す
大阪府吹田市で新聞配達員が刺された事件で、逮捕された中学2年の男子生徒は「自宅のナイフを使った」と供述していることが分かった。
大阪府の中学2年生の少年は、先月18日未明、吹田市の住宅街で、新聞配達中の女性を押し倒してナイフで胸を刺した殺人未遂などの疑いで逮捕された。
少年は警察の調べに対し、「イライラして人を殺そうと思った。誰でもよかった」「ナイフは自宅にあったものを使った」などと供述しているという。
周辺の防犯カメラには、事件の1時間前に少年とみられる人物が映っていたほか、数日前から少年に似た人物が自転車で徘徊する様子が映っていた。
警察は、少年が以前から犯行を計画していたとみて捜査している。
被害者の女性は取材に対し「誰でもよかったという理由は許せない」「少年には更生してもらいたい」と話している。