患者中毒死“勤務中のケガ説明が不安で…”
横浜市の大口病院で起きた連続中毒死事件で、元看護師の女が「勤務中にケガをされると家族に説明しなければならず不安だった」という趣旨の供述をしていることがわかった。
元看護師の久保木愛弓容疑者は、2016年9月、入院患者の興津朝江さんの点滴袋に消毒液を混入させ殺害した疑いで20日に送検された。
久保木容疑者は、別の患者2人を中毒死させた疑いですでに逮捕されているが、興津さんの健康状態は比較的良好だったにもかかわらず、入院から3日後に急死したという。
その後の捜査関係者への取材で、久保木容疑者が「勤務中にケガをされると家族に説明しなければならず不安だった」という趣旨の供述をしていることがわかった。
警察は、詳しい動機などをさらに調べる方針。