大産大柔道部、コーチが体罰 棒で部員を殴打、神経障害に
大阪産業大柔道部の男性コーチ(24)が、合気道で使う木製の棒で1年生の男子部員(19)の右手首を殴打し、3回の手術と長期のリハビリが必要となる大ケガを負わせていたことが20日、大学への取材で分かった。
大学はコーチと顧問を解任し、スポーツ庁に報告した。
大学によると、コーチが1人で指導中だった6月15日、デジタル式タイマーの前に立って計測係を務めていた部員に対し「タイマーが見えない」と注意。
他の部員と会話を続けて気付かなかった部員に立腹し、直径24ミリ、長さ1・2メートルの棒で尻を殴ろうとして、部員の手首に当たった。
部員は神経障害などを起こす「コンパートメント症候群」と診断され、一時入院した。
コーチは「かっとなってやった。反省している」と話しているという。
大学はコーチと顧問を解任し、スポーツ庁に報告した。
大学によると、コーチが1人で指導中だった6月15日、デジタル式タイマーの前に立って計測係を務めていた部員に対し「タイマーが見えない」と注意。
他の部員と会話を続けて気付かなかった部員に立腹し、直径24ミリ、長さ1・2メートルの棒で尻を殴ろうとして、部員の手首に当たった。
部員は神経障害などを起こす「コンパートメント症候群」と診断され、一時入院した。
コーチは「かっとなってやった。反省している」と話しているという。