さいたま市の人口130万人突破、政令市9番目
さいたま市の清水勇人市長は20日の定例記者会見で、市内の人口が今月18日に130万人を突破したと発表した。
政令市では9番目の規模で、昨年1月から1年間の人口増加率(0・83%)は川崎市、福岡市に次ぎ3番目に高いという。
18日時点の人口は130万40人(男性・64万7478人、女性・65万2562人)。区別では南区が最多(18万8397人)で、見沼区(16万2583人)、浦和区(16万1582人)が続いた。
120万人を突破した2007年10月からの人口増加率では、最も高かったのは緑区(14・7%)で、浦和区(12・0%)、南区(10・7%)の順だった。
同市は01年5月に浦和、大宮、与野の旧3市が合併して誕生。03年に政令市に移行し、05年には旧岩槻市が編入された。
人口は3市合併時(103万4985人)から増加し続けている。直近5年間の転入者のうち約6割が20〜30歳代と、若い世代の転入が多い。
清水市長は会見で「今後も住みやすいまちづくりを進めていきたい」と話した。