祖父母殺傷の中3「許せない生徒殺すつもりだった」
埼玉県和光市のマンションで高齢夫婦が殺傷され、孫で中学3年の少年(15)が祖母(82)への殺人未遂容疑で逮捕された事件で、少年が「学校に許せない生徒がいて殺すつもりだった。家族に迷惑が掛かるので、まず家族を殺してからにしようと思った」という趣旨の供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。
一方で家族や学校関係者は「トラブルはなかった」と説明しており、県警は引き続き関係者から事情を聴くなどして、供述の裏付けを進める。同日朝、少年を送検した。
捜査関係者によると、殺害された祖父(87)の上半身には十数カ所の傷があり、一部は臓器に達していた。祖母も首などを切られ重傷。2人の腕などには、抵抗した際にできる防御創があった。
少年が事件翌日の19日午前、同県川越市の東武東上線川越駅付近で身柄を確保された際にバッグに入れていた刃物は、大きさの異なる4本だったことも判明した。
一方で家族や学校関係者は「トラブルはなかった」と説明しており、県警は引き続き関係者から事情を聴くなどして、供述の裏付けを進める。同日朝、少年を送検した。
捜査関係者によると、殺害された祖父(87)の上半身には十数カ所の傷があり、一部は臓器に達していた。祖母も首などを切られ重傷。2人の腕などには、抵抗した際にできる防御創があった。
少年が事件翌日の19日午前、同県川越市の東武東上線川越駅付近で身柄を確保された際にバッグに入れていた刃物は、大きさの異なる4本だったことも判明した。