大相撲の幕下力士が酒気帯び運転などの疑いで福岡県警から事情聴取された問題で、県警東署は１５日、大嶽部屋所属の幕下力士（２４）を道交法違反（酒気帯び運転など）の疑いで福岡区検に書類送検した。

発表によると、力士は９日午前２時５０分頃、部屋の宿舎がある福岡市東区志賀島の路上で、酒気を帯びた状態で軽トラックを運転し、ガードレールなどに衝突した事故を警察に届け出なかった疑い。
力士は調べに対し、「コンビニ店に向かう途中に事故を起こした。その前に同じ部屋の力士と瓶ビール２本や、日本酒４、５杯を飲んだ」などと供述し、容疑を認めているという。

軽トラックの所有者が、車両が壊れるなどしていることに気づき、知人を通じて１１０番して発覚した。

日本相撲協会は現役力士の車の運転を禁止している。
大嶽部屋では、１月にもエジプト出身で元幕内の大砂嵐関が無免許運転で事故を起こし、引退している。