京都のスーパーで女性店員刺される 45歳男を逮捕 近隣住民と騒音トラブルも
京都市左京区のスーパー「イズミヤ高野店」で、16日午後2時5分ごろ、パートの女性従業員(35)=同区=が、男に背中など数カ所を刺された。病院に搬送され入院中。
京都府警は午後3時すぎ、逃走し近くの集合住宅の自宅にいた男の身柄を確保、殺人未遂容疑で逮捕した。
府警によると、男は同区の無職(45)。「包丁で刺したことに間違いない」と容疑を認めている。
女性従業員は1階食料品売り場のレジ付近で突然、背中や後頭部など7カ所を刺されたとみられる。
男は上下グレーで野球帽をかぶり、リュックを背負いマスクを着けていた。
自宅から見つかった包丁のような刃物や着ていた服には、血のような痕が付いていた。
関係者によると、男は6年ほど前から、現在の集合住宅で一人暮らしをしていた。
近隣の住民と騒音トラブルがあったといい、11月末に借りていた部屋を引き払う予定だったという。
男の自宅は現場となったスーパーから約200メートル離れた場所にあり、男は刃物を持ったまま住宅街を逃走していたとみられる。