明石海峡大橋から飛び降りか 県警巡査部長が行方不明
兵庫県警外事課に所属する20代の男性巡査部長が10月末から行方不明になっていることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
神戸淡路鳴門自動車道の明石海峡大橋(神戸市垂水区)の上で、道路脇に巡査部長の私有車が無人で止まっているのが見つかっており、海に飛び降りた可能性があるとみて垂水署などが捜索している。
捜査関係者によると、巡査部長は10月31日夜に、私有車で自宅から外出。翌朝になっても戻らず、親族が行方不明者届を出していた。
同大橋を通行した人から「道路脇に車が止まっている」と通報があり県警が調べたところ、巡査部長の私有車と判明。
車近くの橋の欄干には、人が触れて乗り越えたような痕跡があったという。車内に遺書などは残されていなかった。
県警は、職場で失踪や自殺につながるようなトラブルはなかったとみている。