長期入院患者8割が仕事の連絡など「職場関連対応」
がんや心臓疾患などで長期の治療が必要で入院した患者1000人の8割が、その期間中に仕事の連絡や調整など「職場に関連する対応」を取った経験があることが15日、厚生労働省の初の大規模調査で分かった。
入院や通院の経験がある人の4割が、職場から離れた場所で働くテレワーク制度の活用を望むと回答。
就労可能年齢での罹患が多いがん患者らが治療と並行して仕事に関わるケースが多い実態が判明し、国や企業には環境整備や心身の負担軽減に向けた取り組みが求められる。
◆テレワーク◆
「遠く」を意味する「tele」と仕事「work」を合わせた造語。タブレット端末やパソコンを活用し、出社せずに自宅や共用オフィスで仕事をする働き方を意味する。インターネット環境の発達で普及が拡大している。通勤時間を削減できるほか、介護や育児との両立などにも有効とされる。
入院や通院の経験がある人の4割が、職場から離れた場所で働くテレワーク制度の活用を望むと回答。
就労可能年齢での罹患が多いがん患者らが治療と並行して仕事に関わるケースが多い実態が判明し、国や企業には環境整備や心身の負担軽減に向けた取り組みが求められる。
◆テレワーク◆
「遠く」を意味する「tele」と仕事「work」を合わせた造語。タブレット端末やパソコンを活用し、出社せずに自宅や共用オフィスで仕事をする働き方を意味する。インターネット環境の発達で普及が拡大している。通勤時間を削減できるほか、介護や育児との両立などにも有効とされる。