バイク調達の車「知人に貸した」…王将社長射殺
2013年12月に京都市で起きた「餃子ギョーザの王将」社長射殺事件で、実行犯の逃走用バイクの窃盗に使われたとみられる軽乗用車の元所有者が、京都府警に「軽乗用車は知人に貸していた」という趣旨の説明をしていることが捜査関係者への取材でわかった。
貸していたとされるのはバイクが盗まれた時期で、府警は軽乗用車の借り主の特定を進め、事件との関連を慎重に調べる。事件は19日で発生から5年となった。
13年12月19日早朝、餃子の王将を展開する「王将フードサービス」の社長だった大東隆行さん(当時72歳)が、京都市山科区の本社ビル前で、運転してきた車を降りた直後に拳銃で撃たれ、殺害された。
周辺の防犯カメラ映像などから、府警は実行犯はバイクで逃走したとみている。