投資グループ「ＢＬＵＥ　ＯＣＥＡＮＳ　ＬＩＭＩＴＥＤ（ブルーオーシャンズリミテッド）」が無登録で投資を募っていた事件で、外資系生命保険会社「メットライフ生命保険」（東京都千代田区）の顧客情報が勧誘に使われていた可能性があることがわかった。
同生保は読売新聞の取材に「顧客情報が使われたと認識している」とし、１７日、保険契約に関連して不審な点があれば連絡するようホームページで呼びかけた。

群馬、長野両県警の合同捜査本部に金融商品取引法違反（無登録営業）容疑で逮捕された男３人のうち、グループ代表の横山利一容疑者（５１）（東京都中央区）は１９９１〜２０００年、黒沢弘樹容疑者（５７）（長野市）は９４〜０４年に同生保の社員で、ともに長野県内の事業所に在籍していた。
黒沢容疑者は退社後、昨年８月まで同生保の代理店を営み、村松郁夫容疑者（６１）（同市）も代理店を経営していた。