ガンダム像水増し請求か バンダイ元社員2人を逮捕
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の立像に関するイベントの工事で、取引先からの請求額を水増しして、勤めていた大手玩具メーカー「バンダイ」から現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は18日までに、詐欺の疑いで同社元社員の宇田津貴志容疑者(44)と黒川貴夫容疑者(66)を逮捕した。
捜査2課によると、2人は、取引先に水増し請求させる方法で2013〜16年に、バンダイから計約2億円をだまし取ったとみられる。
逮捕容疑は13年7〜8月、イベント会場の工事費を水増しして請求させ、約1000万円をだまし取った疑い。
バンダイが余分に支払った代金を取引先から受け取っていたという。
黒川容疑者は事件当時既に退職しており、立像の企画運営に関する部署に所属していた宇田津容疑者に不正を指示していた。
バンダイナムコホールディングスによると、17年8月の国税当局による税務調査で発覚。
バンダイは同10月、宇田津容疑者を懲戒解雇し、警視庁に相談していた。
捜査2課によると、2人は、取引先に水増し請求させる方法で2013〜16年に、バンダイから計約2億円をだまし取ったとみられる。
逮捕容疑は13年7〜8月、イベント会場の工事費を水増しして請求させ、約1000万円をだまし取った疑い。
バンダイが余分に支払った代金を取引先から受け取っていたという。
黒川容疑者は事件当時既に退職しており、立像の企画運営に関する部署に所属していた宇田津容疑者に不正を指示していた。
バンダイナムコホールディングスによると、17年8月の国税当局による税務調査で発覚。
バンダイは同10月、宇田津容疑者を懲戒解雇し、警視庁に相談していた。