「中華まんミュージアム」、オープン前から人気
総合食品メーカー中村屋武蔵工場(埼玉県入間市狭山台)の中に新設された、無料見学施設「中華まんミュージアム」が25日、オープンする。
中華まんの製造工程を見学でき、同工場で製造された肉まんの試食サービスもある。完全予約制で、すでに3か月以上予約が埋まるほどの人気ぶりだ。
見学コースは「工場見学」や、試食ができる「キッチン」など四つのゾーンで構成されている。
「シアター」では、中村屋創業者夫妻が中国で食べた包子をヒントに、初の中華まんを開発して1927年に販売した歴史を映像で学ぶ。
「おいしさゾーン」では、中華まんに関連したゲームで遊びながら、工場見学した内容を復習できる。
見学申し込みは、2人以上で事前に受け付ける。午前と午後の2回、いずれも20人ずつで行う。
休館日は水、木曜と年末年始、工場休業期間。ただ予約希望者が多いことから、同ミュージアムでは一部休館日を返上して見学日を追加することを検討している。
9人以下の予約はインターネットで、10人以上は電話で受け付ける。問い合わせは同ミュージアム(04・2935・1592)へ。