東京医大の助成全額カット 不適切入試で文科省
文部科学省は22日、医学部入試の緊急調査で、女子や長期浪人生を合格しにくくする得点操作が発覚した東京医科大への2018年度の私学助成金を全額カットし不交付にすると決めた。
医学部入試で卒業生親族の優遇が発覚し、アメリカンフットボール部の悪質な反則問題もあった日本大なども減額する。
17年度に東京医大には大学全体で約23億円、日大は約91億円が交付されており、両大学への18年度の交付は保留となっていた。大学への経営上のダメージが大きそうだ。
私学助成金は、学校運営で必要となる経費に対する補助で、私立大や短大の教職員数や学生数などに応じて毎年配分する。
法令違反や入試の公平性が害されたと確認された場合などには、内容に応じて不交付や減額のペナルティーを科すことができる。
不交付となった場合、翌年度分も交付されず、2年後のカット率は75%、3年後は50%、4年後は25%となる。
東京医大に私学助成金が全額交付されるのは早くても23年度になる。
医学部入試で卒業生親族の優遇が発覚し、アメリカンフットボール部の悪質な反則問題もあった日本大なども減額する。
17年度に東京医大には大学全体で約23億円、日大は約91億円が交付されており、両大学への18年度の交付は保留となっていた。大学への経営上のダメージが大きそうだ。
私学助成金は、学校運営で必要となる経費に対する補助で、私立大や短大の教職員数や学生数などに応じて毎年配分する。
法令違反や入試の公平性が害されたと確認された場合などには、内容に応じて不交付や減額のペナルティーを科すことができる。
不交付となった場合、翌年度分も交付されず、2年後のカット率は75%、3年後は50%、4年後は25%となる。
東京医大に私学助成金が全額交付されるのは早くても23年度になる。