ツタヤに課徴金1億円命令 「動画見放題」は虚偽
DVDレンタルや書籍販売のTSUTAYA(ツタヤ、東京)が展開する動画配信サービス「TSUTAYA TV」で、全作品が見放題であるかのように宣伝したのは虚偽で、景品表示法(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は22日、ツタヤに課徴金1億1753万円の納付命令を出した。
同庁表示対策課によると、ツタヤは2016〜18年、ホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で、「動画見放題」とうたったが、実際に見られるのは全作品のうち、最大で27%だった。
消費者庁は昨年5月、再発防止を求める措置命令を出していた。