若狭町副町長が死亡、駐車中に事故 中村良隆氏、頭など壁にぶつけ
3月23日午後4時50分ごろ、福井県若狭町の中村良隆副町長(63)が、同町の自宅車庫で乗用車のドアから出した頭などを壁に強くぶつけ、約3時間10分後に出血性ショックのため搬送先の病院で死亡が確認された。
敦賀署によると、中村副町長は駐車するため車を後退させながら、運転席のドアを開けて後方を確認しようとした際に、何らかの理由で壁にぶつかったとみられる。
物音に気付いた家族がドアと壁に挟まれた状態の中村副町長を見つけ、119番通報した。同署が詳しい原因を調べている。
町総務課によると、中村副町長はこの日は休みだったが、打ち合わせのため午後2時半ごろ役場を訪れ、同4時10分ごろに離れたという。
中村副町長は1974年に旧三方町職員となり企画環境課長、企画情報課長、総務課長などを歴任。2013年から副町長を務めていた。