レクサス、新型SUV「NX」を発売!ターボ車も初投入
トヨタ自動車は29日、高級車ブランド「レクサス」の新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「NX」を発売した。
車体の比較的小さなSUVの市場が世界的に伸びており、レクサスも参入する。
先行しているBMWやアウディなど欧州メーカーを追う。
レクサスはハイブリッド車(HV)を中心に展開していたが、新型SUVではHVに加えてターボエンジンの搭載車も初めて投入。
走りの良さを求める顧客層などにアピールする。
ターボ車は428万円からで、燃費はガソリン1リットル当たり12・8キロ。
HVは492万円から、燃費は同21・0キロ。
国内の月間販売は700台を予定するが、発売前の事前受注は約8・6倍の約6千台と好調。
40代以下が6割でレクサスとしては若い顧客を獲得している。
ターボ車とHVの割合は半分ずつだった。
NXはレクサスでより車体の大きい上級車種「RX」の下に位置する車種で、競合車はアウディの「Q5」やBMWの「X3」など。海外では8月以降に順次発売。
子会社のトヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)で生産する。