“ノーベル賞の登竜門”ラスカー賞に森和俊氏 日本で7人目
米国で最も権威がある医学賞で、ノーベル賞の登竜門ともいわれる「ラスカー賞」の今年の受賞者に、京都大の森和俊教授(56)が選ばれた。米国のラスカー財団が8日発表した。
日本人の受賞者は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発して2009年に受賞した山中伸弥京都大教授に次いで7人目。
他に、ノーベル医学生理学賞を受賞した利根川進氏や高脂血症治療薬のスタチンを開発した遠藤章氏らがいる。
森教授は細胞内で起きる「小胞体ストレス応答」と呼ばれる仕組みを解明した。
がんや糖尿病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、脂肪肝などの数々の病気に幅広く関わる基礎的な仕組みで、世界中で新薬開発に向けた研究が進められている。
森教授は岡山県倉敷市生まれ。
日本人の受賞者は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発して2009年に受賞した山中伸弥京都大教授に次いで7人目。
他に、ノーベル医学生理学賞を受賞した利根川進氏や高脂血症治療薬のスタチンを開発した遠藤章氏らがいる。
森教授は細胞内で起きる「小胞体ストレス応答」と呼ばれる仕組みを解明した。
がんや糖尿病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、脂肪肝などの数々の病気に幅広く関わる基礎的な仕組みで、世界中で新薬開発に向けた研究が進められている。
森教授は岡山県倉敷市生まれ。