上向き稲妻キャッチ 雷観測 スカイツリー拠点
5月に開業した東京スカイツリー(東京都墨田区)が雷の観測拠点として注目を集めている。
634メートルの高さは絶好の環境で、東大などが観測装置を設置、地上から雲へ放電する珍しい「上向きの雷」の観測に成功した。
普通の雷は雷雲から地上へ下向きに放電するが、上向きの雷は高い建物から雲に向かって稲妻が走る。
日本海側で風力発電施設の被害が多発したが、世界的には珍しい現象という。
雷はこれまでに少なくとも9回発生。
8回は上向きの雷で、うち3回の計測に成功した。
6月1日以降は起きていないが、年10回程度の発生を見込んでいる。
スカイツリーは落雷対策が取られており、被害の心配はないという。
500メートル級の高層タワーでの雷観測はカナダ・トロントやモスクワで先例があるが、アジアでは初。
高さ333メートルの東京タワーでも雷は年1回程度しかなく、スカイツリーは世界有数の観測拠点になりそうだ。
雷は電流の強さや継続時間によって機器類を壊したり、火災を起こしたりと被害が異なるが、観測データが少ないため詳細は分かっていない。
634メートルの高さは絶好の環境で、東大などが観測装置を設置、地上から雲へ放電する珍しい「上向きの雷」の観測に成功した。
普通の雷は雷雲から地上へ下向きに放電するが、上向きの雷は高い建物から雲に向かって稲妻が走る。
日本海側で風力発電施設の被害が多発したが、世界的には珍しい現象という。
雷はこれまでに少なくとも9回発生。
8回は上向きの雷で、うち3回の計測に成功した。
6月1日以降は起きていないが、年10回程度の発生を見込んでいる。
スカイツリーは落雷対策が取られており、被害の心配はないという。
500メートル級の高層タワーでの雷観測はカナダ・トロントやモスクワで先例があるが、アジアでは初。
高さ333メートルの東京タワーでも雷は年1回程度しかなく、スカイツリーは世界有数の観測拠点になりそうだ。
雷は電流の強さや継続時間によって機器類を壊したり、火災を起こしたりと被害が異なるが、観測データが少ないため詳細は分かっていない。