米・民主党大会 クリントン前国務長官を大統領候補に指名へ
アメリカ・ペンシルベニア州で開かれている大統領選挙の民主党大会は、2日目を迎え、日本時間27日午前、ヒラリー・クリントン前国務長官が、指名候補に選ばれる見通し。
現地ではまもなく、各州から集まった民主党の代議員による投票が行われ、クリントン氏が大統領候補に、バージニア州上院議員のケーン氏が、副大統領候補に選出される見通し。
そのあとは、党内でも人気の高い、夫のビル・クリントン元大統領が演説する予定。
一方で、最近の世論調査では、クリントン氏と共和党のトランプ氏は、ほぼ互角の戦いとなっていて、クリントン氏が、この党大会で、どの程度トランプ氏との違いをアピールして、11月の本選挙に弾みをつけられるかが焦点となっている。
指名を受けて、クリントン氏は、28日の党大会最終日に、指名受諾演説を行う予定。