へその緒でアンチエイジングに緊急停止命令
厚生労働省は、「アンチエイジング」のために、他人の「へその緒」を使った「再生医療」を違法に行っていたとして、埼玉県のクリニックに対し、この医療行為を停止するよう緊急命令を出した。
緊急命令を受けたのは、所沢市の「埼玉メディカルクリニック」。
厚労省によると、このクリニックは、他人の「へその緒」の細胞を「アンチエイジング」の目的で、患者に注射していた。
こうした再生医療を行う際は、安全性などに関する計画書の提出が必要だが、このクリニックは提出していなかったという。
厚労省は、安全性が確認できていないとして、「埼玉メディカルクリニック」に対し、この医療行為の一時停止を命令した。