白鵬 外国人力士枠制限「なくしたい」 留学生らの悩みに心痛
横綱・白鵬(宮城野部屋)が20日、1部屋1人に制限されている外国人力士枠について、「制度をなくしたい」と私見を述べた。
この日、モンゴル相撲横綱・ウスフバヤルのおいのアンハバヤル君(希望が丘高3年)が朝稽古に参加。
若い衆を相手に10戦全勝し、潜在能力の高さを披露。
それを見た白鵬は「DNAが半端じゃない。三段目ぐらいの力はある」とうなり、「(入門する)部屋を探しているみたい」と続けた。
相撲部屋への入門を模索中だが、既にほとんどの部屋に外国人力士が在籍しており、希望はかなえられていない。
アンハバヤル君は「入門できなかったら大学に行こうと思います」と表情を曇らせ、留学生仲間が同じ悩みを抱えている現状を明かした。
白鵬は「制度なくしたいね。相撲好きな子はいっぱいいますから」と訴えた。