元教員が2012万円着服、高知・土佐塾中高
土佐塾中高(高知市)は27日、退職した元教員が1997〜2011年、在校していた生徒計約4300人から保健費を水増しして徴収し、計約2012万円を着服していたと明らかにした。
当時の在校生の保護者に返金手続きを進める。
同校によると、元教員は災害共済給付の掛け金や健康診断の費用など全学年の保健費の徴収や支払いを担当。
学年によって請求額が違うことや、年度によって額が変動することを悪用して、1人当たり130〜約2500円を水増しして請求し、差額を着服した。
元教員は転職のため11年に退職。
13年に別の教員が徴収額の変化を疑問に思い、学校が調べて発覚。
聞き取りに「生活費に使った。ついやめられなかった」と話した。
同校は昨年10月に業務上横領容疑で高知県警に告訴したが、受理されなかったという。
当時の在校生の保護者に返金手続きを進める。
同校によると、元教員は災害共済給付の掛け金や健康診断の費用など全学年の保健費の徴収や支払いを担当。
学年によって請求額が違うことや、年度によって額が変動することを悪用して、1人当たり130〜約2500円を水増しして請求し、差額を着服した。
元教員は転職のため11年に退職。
13年に別の教員が徴収額の変化を疑問に思い、学校が調べて発覚。
聞き取りに「生活費に使った。ついやめられなかった」と話した。
同校は昨年10月に業務上横領容疑で高知県警に告訴したが、受理されなかったという。