韓国・朴槿恵前大統領の逮捕状請求 証拠隠滅恐れ
韓国の朴槿恵前大統領(65)の収賄疑惑などを調べている検察は27日、ソウル中央地裁に朴氏の逮捕状を請求した。
検察は「権力乱用や公務上の秘密の漏えいなど、事案は非常に重大だ」と指摘、証拠隠滅の恐れがあるとした。
地裁は30日午前10時半から逮捕状発付の是非を審査する。
審査は31日未明に及ぶ可能性がある。発付されれば検察は直ちに朴氏を逮捕する。
検察は21日に朴氏を出頭させて取り調べ、朴氏は否認していた。
朴氏が逮捕されれば、韓国大統領経験者としては95年の盧泰愚氏、全斗煥氏に次ぎ3人目となる。
朴氏は親友の崔順実被告と共謀、韓国最大の企業グループ、サムスンから賄賂を受け取った疑いなどの容疑が持たれている。
検察は逮捕状請求で、高額の賄賂犯罪を処罰する特定犯罪加重処罰法違反容疑などを適用した。
検察は崔被告らも逮捕されたことを指摘し「令状請求しないことは公平性に反する」と説明した。
検察は5月9日の次期大統領選への影響を最小限にとどめるため、3月10日の朴氏罷免から短期間で逮捕状請求を決断した。
検察は「権力乱用や公務上の秘密の漏えいなど、事案は非常に重大だ」と指摘、証拠隠滅の恐れがあるとした。
地裁は30日午前10時半から逮捕状発付の是非を審査する。
審査は31日未明に及ぶ可能性がある。発付されれば検察は直ちに朴氏を逮捕する。
検察は21日に朴氏を出頭させて取り調べ、朴氏は否認していた。
朴氏が逮捕されれば、韓国大統領経験者としては95年の盧泰愚氏、全斗煥氏に次ぎ3人目となる。
朴氏は親友の崔順実被告と共謀、韓国最大の企業グループ、サムスンから賄賂を受け取った疑いなどの容疑が持たれている。
検察は逮捕状請求で、高額の賄賂犯罪を処罰する特定犯罪加重処罰法違反容疑などを適用した。
検察は崔被告らも逮捕されたことを指摘し「令状請求しないことは公平性に反する」と説明した。
検察は5月9日の次期大統領選への影響を最小限にとどめるため、3月10日の朴氏罷免から短期間で逮捕状請求を決断した。