愛人殺害、仮釈放中にプロ契約した選手に波紋
ブラジルのサッカークラブが、愛人を殺害して服役し仮釈放中のブラジル人選手と契約を交わし批判を浴びている。
抗議活動が相次ぎ、スポンサーも撤退するなど波紋が広がっている。
南東部ミナスジェライス州を本拠地とする2部リーグの「ボア・エスポルテ」は今月、ゴールキーパーのブルーノ・ソウザ氏(32)と契約を結んだ。
ソウザ氏は24日に選手登録を済ませ、試合出場に向けて調整を重ねている。
ソウザ氏はかつて名門フラメンゴで主将を務め、ブラジル代表入りも期待された逸材だったが、2010年に息子の養育費の支払いを求めて提訴した愛人(当時25歳)を殺害したなどとして逮捕され、禁錮22年3月の判決を受けた。
7年近く服役して2月24日に仮釈放され、「ボア・エスポルテ」と2年契約を結んだ。