関電、残業代17億円未払い 従業員約1万3千人
関西電力は30日、昨年末までの2年間で、従業員約1万2900人に対して計約16億9900万円の残業代が未払いだったと発表した。
過労自殺や時間外労働に対する割増賃金の未払い問題を受けて調査していた。
全従業員約2万2400人を対象に、メールの送信履歴を確認するなどして実際の勤務実態を確認したという。
未払い分の残業代は4月の給与支給日に支払うとしている。
関電は残業に関する調査結果などを取りまとめ、是正勧告と指導を受けた労働基準監督署に報告する。