運転見合わせを伝える東京メトロ日比谷線のツイッター画面　Photo By 共同

東京メトロは２９日、北朝鮮のミサイル発射情報を受け、安全確認のため約１０分間、全線で運転を見合わせた。

東京メトロによると、午前６時７分から約１０分間、電車の運行をやめた。
ミサイル発射の報道があった場合、運行をいったん見合わせて安全を確認するとの手順を今月中旬に決めたばかりで、実際に運用したのは初めて。
一部の列車が遅れ約１万３０００人に影響したが、混乱はなかった。

東京メトロでは、全国瞬時警報システム（Ｊアラート）などでミサイル発射情報を得てから１０分たっても着弾の情報がなければ運行を再開するとの手順になっているという。

東武鉄道も同じ時間帯に東武東上線などで運転を取りやめ。
ＪＲ西日本によると、午前６時１０分ごろから約１０分間、北陸新幹線の上越妙高―金沢で運転を見合わせた。